そろそろ準備したい!「win7のサポート」があと1年で終了する
Windows 7は、マイクロソフトが2009年にリリースした、Windowsシリーズに属するパーソナルコンピュータ用のオペレーティングシステム (OS)
Windows 7の、「7」は7番目のWindowsということを表している
根幹部分は全く新規に開発されるのではなく、Windows Vistaを改良した仕様になると発表
■現在でもかなりのシェアを占めている
2009年にリリースされたWindows 7のシェアを、なかなかWindows 10のシェアが抜ききれないという状況が続いてきました
シェア調査によれば今なおWindows 7のシェアが36.9%もあり、1年後に実質的なサポートが終了するOSと考えれば多過ぎる状況
Windows 10のシェアは前月から1.88ポイント増の50.07%、2位のWindow 7は1.45ポイント減の37.2%
■そのWindows7のサポートが来年(2020年)1月に終了する
Windows 7の延長サポートが2020年1月14日に終了する
楽天リサーチが6月に調査した、中小企業におけるWindows 7サポート終了の認知度は55%だった
MicrosoftはWindows 7のサポートを終了する。以降はアップデートやセキュリティ修正は提供されない。
■サポート終了で何が変わるのか?
サポートが終了することで、セキュリティ更新プログラムの提供や、仕様変更、新機能のリクエストなどがマイクロソフトより受けられなくなります
一般的に、サポートが終了すると、以降は新たな脆弱性が発見されても、ベンダによる修正が行われなくなる。
新たな脆弱性が発見されてもベンダーによる修正は期待できないため、脆弱性を悪用した攻撃を受ける可能性が高まります。
■要するにセキュリティーが甘くなる
ソフトウェアには、ほぼ例外なくセキュリティ上の脆弱性が潜んでいる。従って新たな脆弱性が発見された場合でも、サポートが終了しているので、修正されることなく放置されてしまう
以後はたとえ脆弱性が発覚しても、修正のための更新プログラムは提供されなくなり、サイバー攻撃やマルウェア感染などの被害が生じるリスクは飛躍的に高まる
Windows 7の延長サポートが終わって一番の問題といってもよいのは、セキュリティの弱いところが解消されなくなること
■このような状況にあるのでそろそろ準備しておきたい
■Win7を使っている人はどう対処すればいいのか?まずは「買い換える」
サポート終了への対策とは、具体的には次のオペレーティングシステムへ移行するにあたって準備をすること
要するに、入手方法としては、1.のPCまるごとの買い換え
最新のOSはセキュリティが強化されており、安心してご利用いただけます。
■Win10にアップグレードする
Windows 10への移行に伴って検討しなければならないのが、普段使っているアプリのアップグレード
Windows 7やWindows 8.1がインストールされたPCからもアップグレードができるので、少々古いPCでもWindows 10を動かすことは不可能ではありません。
できるだけ早く「Windows 10」への移行を済ませ、「Office」をはじめとするアプリの検証を行うべき
■アップグレードする際には、できるかどうか事前に確認する
しっかり確認しておかなければならないのがハードウェアのスペックだ。これまでWindows 7で運用してきた古い機種ではWindows 10に対応しておらず、ひいてはドライバなど動作に不可欠なソフトウェアが提供されていないことがある
Windows 7時代に購入した古いアプリの中には、Windows 10に対応していなかったり、Office同様にアプリ自体のサポート期限が終了し、継続して使うことが難しい場合があります
このため、Windows 10の導入に合わせてPCを強化するなら、メモリとSSDに投資するのがお勧めです。
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